急性皮膚炎モデル

急性皮膚炎モデル（感染）の概要

モデル名	RHE-MALP2（Reconstructed Human Epidermis treated with MALP–2）
応用	Toll-Like Receptor (TLR) 2/6を介した表皮抗菌応答に対する被験物質の効果を評価
培養法	3D培養
組織・細胞種類	健常人由来の初代ケラチノサイトから作製した再構築表皮（RHE）
刺激	MALP-2
疾患との関連性	TLR2/6の刺激により、炎症を含む表皮の抗菌応答を再現
標準エンドポイント	IL-8、TNF-α、HBD2/DEFBの mRNA発現（RT-qPCR） IL-8、TNF-α、HBD2/DEFB4タンパク質の分泌（ELISA） 各遺伝子のmRNA発現解析(RT-qPCR)
陽性コントロール	あり
モデルの提供方法	受託試験サービス
カタログ（英語）	開く

 

サンプルデータ

A: MALP2により刺激されたRHEにおいて、炎症性サイトカイン及び抗菌ペプチド（βデフェンシン、DEFB-4）のmRNA発現解析（RT-qPCR）。刺激されていないRHEに比較してTNF-Alpha、IL-8及びDEFB-4のmRNA発現増加が見られます。B: RHEから培地へ分泌されたβデフェンシン（HBD2）ペプチドの定量データ（ELISA）。モデル（「MALP2」）においては、HBD2分泌が大幅に上昇しますが、陽性コントロール化合物（「MALP2 + Ref」）の処置により正常化されます。