3D-EXplore
ヒトがん組織のEx vivo腫瘍モデル

3D-EXploreは、ヒトがん組織を用いたex vivo腫瘍モデリング技術です。個々の腫瘍の多様性を反映し、腫瘍微小環境(TME)のモデルとしてin vivo腫瘍に最も近いものであると考えられます。Nilogen Oncosystems(Nilogen社)は、CLIAレベルの受託研究サービスとして3D-EXploreを提供しています。3D-EXploreには、最先端の解析技術ポートフォリオも含まれています。 これにより、薬物の影響を正確に把握し、がん・がん免疫の研究においてより良い方向性が見いだされます。

モデルの種類

  • 完全な腫瘍微小環境(TME):がん細胞、免疫細胞、細胞外マトリックスなどを含め、各腫瘍組織独自のTMEを完全な状態で保持。 化学的な処理、細胞の分離・増殖・再形成等は含まない
  • 安定性:腫瘍モデルの細胞構成は、5日間の培養中に変化しない
  • 再現性:新規薬物の評価におけるがん組織不均一性の問題を解決し、バラつきの少ない結果を提供
  • 臨床への関連性:3D-EXploreのデータは、臨床の治療応答率を反映
  • 効率性:各腫瘍に対して、10種類以上の実験条件や薬剤の組み合わせの設定が可能
  • 幅広い解析技術:ハイコンテンツ共焦点顕微鏡、シングルセルトランスクリプトームやプロテオミクスなどの最先端分析技術も提供

モデルの種類

Cancer Types

19のがん種について、3D-EXploreモデルが確立済みです。新規モデルは継続的に追加しておりますので、ご希望のがん種が載っていない場合はお問い合わせください。