GAN DIO-MASH-HCCモデルの概要
モデル名 | GAN DIO-MASH-HCC |
動物種 | C57BL/6Jマウス |
モデル特徴 | 本モデルは、「GAN DIO-MASH」モデルの延長版であり、先行性のMASHと線維症が肝細胞癌(HCC)の発生を促進します。マウスはGAN食(高脂肪、高コレストロール、高フルクトース食)にて48~68週間にわたり飼育します。GAN食の開始時には、ベースラインとして臨床に関連しているNAFLD Activity Scoreと線維化ステージは生検で確認します。 |
疾患との関連性 | モデル動物は、「GAN DIO-MASH」モデルと同じ病理学的特徴を示します。時間の経過とともに、これは進行した線維化と肝細胞癌を引き起こします。このモデルは臨床との関連性が高いと評価されています。 |
応用 | 肥満/代謝性疾患を背景とする、進行性の線維症と、MASHが原因になった肝細胞癌(HCC)に対する化合物の有効性の評価。 |
評価項目 |
肝臓
▪ 肝脂質(TG/TC) 肝臓コラーゲン(HP)
▪ NAFLD Activity Score(H&E染色) ▪ 脂肪肝(H&E染色) ▪ 線維化ステージ (PSR染色) ▪ 炎症 (Gal-3のIHC染色) ▪ コラーゲン(Col1a1のIHC染色) ▪ 活性化星状細胞(α-SMAのIHC染色)
▪ Bulk、scRNAseq、snRNAseq ▪ パスウェイ分析
腫瘍
その他
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生体試料 | 血漿と肝臓やその他の臓器は、自社分析用に提供可能です。 |
陽性コントロール | セマグルチド(Semaglutide)、レスメティロム(Resmetirom)、ラニフィブラノール(Lanifibranor) |
モデルの提供形態 | 受託試験サービス |
納期 | 約22週間 (投与期間14週間の場合) |
その他 | 肝臓のRNAseqデータがあります。ご興味の標的を確認希望の際はお問い合わせください。 |