皮膚色素沈着 &
日光性黒子モデル

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皮膚色素沈着 & 日光性黒子モデル（3D）の概要

モデル名
  • RHE-MEL: Reconstructed Human Epidermis with MELanocytes
  • RHE-SL: Reconstructed Human Epidermis stimulated to replicate Solar Lentigines
  • RHE-SL SPOTS: RHE-SL with individualized hyperpigmentation SPOTS.
応用
  • RHE-MEL：正常な皮膚において色素沈着促進または色素脱失作用の評価。
  • RHE-SL： 日光性黒子（老人性色素斑）に見られる色素増加および表皮細胞過剰増殖の軽減作用を評価
  • RHE-SL SPOTS: 日光性黒子に見られる色素増加の軽減作用を評価
培養法 3D培養
組織・細胞種類 健常人由来の初代ケラチノサイト及びメラノサイトから作製した再構築表皮（RHE）。なお、フォトタイプI～Vの皮膚に由来しているメラノサイトから選択できます。
刺激 RHE-MEL: 刺激なし。RHE-SL、RHE-SL SPOTS: 線維芽細胞由来メラニン合成因子のカクテル
疾患との関連性
  • RHE-MEL： 異なったフォトタイプの正常な皮膚を再現
  • RHE-SL：日光性黒子に見られる色素増加および表皮細胞過剰増殖を再現
  • RHE-SL SPOTS：日光性黒子に見られる斑点を再現
標準エンドポイント RHE-MEL、RHE-SL

  • 組織形態分析（H&E染色, 表皮細胞過剰増殖の解析を含む）
  • メラニン定量（Fontana-Masson染色＋画像解析もしくは細胞溶解＋吸光度測定）
  • ダーモスコピー画像及び測定（(Individual Topology Angle、Pigmentation Index）
  • TLDA mRNA発現パネル（StratiCELL 独自のアレイまたはカスタムアレイ)

RHE-SL SPOTS

  • ダーモスコピー画像
陽性コントロール あり
モデルの提供方法 受託試験サービス
カタログ（英語） 開く

 

サンプルデータ

RHE Pigmentation Model Data

A: Fontana-Masson染色（FM）およびダーモスコピー（DS）の画像。B1、B2：ダーモスコピーの画像解析による定量化データ。皮膚のフォトタイプはPigmentation Indexに正比例、Individual Topology Angleに反比例しています。B3：Fontana-Masson染色の画像解析に基づいたメラニン含有量データ。 A、Bのデータから、RHE-SLはサイトカインの処置で、非刺激のRHE-MELよりメラニン含有量が多く、色も濃いことが分かります。また、陽性コントロール（Ref）はRHE-SLのメラニン含有量および色素沈着を有意に減少させることが確認できます。C: RHE-SL SPOTSモデルのダーモスコピー画像。本モデルにおいては、実際の日光性黒子のように、色素増加が個々の斑点として誘導されます。陽性コントロール（Ref）は斑点の色素沈着を減少させます。